帰国子女の信仰問答

Plan, Do, Check, Pray

教員にとってスタバは「危険」な場所

午前中は補習、午後は部活指導。それで一日が終わる。夏休みなのに。

それでも一般的な社会人と比べたらマシなのかもしれない。まだ夏休み中の補習期間でしかないため、授業は半日で終わるし、そもそも夏休みがあるということは社会人にはない、まとまった休暇があるということ。まあ普段は朝早くから夕方まで授業をし、お金にならない部活指導サービスを夜までし、さらにそこから21時くらいまで授業準備、という1ヶ月の残業時間が余裕で100時間を超える忙しさなので、決して楽だとは思わない。

まあそれはともかく、今日は部活指導がない日。スタバにでも行ってゆっくり作業をしようと思った。というかこのブログ記事は今、正にスタバで書いている。家よりは学校にいるほうが仕事は捗るのだが、職員室は落ち着けて仕事ができるわけでもない。そんなわけでたまに抜け出してリラックスしたり、違う場所で作業するのは結構大切な時間だ。

しかし、教員にとってスタバは危険地帯でもある。

そう、勤務校の生徒に遭遇する可能性はけっこう高い。生徒だって午前中しか補習がないのだから、午後は友達や恋人と一緒にカフェやらファミレスやらに行くものだ。マックに入って、勤務校の制服が見えてすぐにUターン。何度このUターンをしたことか。オフモードの自分をあまり見られたくないので、学外で生徒を見かけたら僕個人は避ける行動を取ってしまう。「あ、先生、どうも」と言われても気まずいのだよ。

というわけでスタバにいるのだが、案の定、生徒に遭遇してしまった。「先生」と小さく聞こえたので目を向けてみたら二つ隣の席に生徒が。普通だったら気まずかったり緊張したりして近くに座るのは避けそうなのだが、「よく先生の近くに座れたね」と聞いてみたら、どうやら間に座っていた人が席を立つまで気が付かなかったらしい。

しばらく読書を続けていたが、こちらをチラチラ見てくるので「気まずいでしょ」と聞いたら「気まずいです…」と。そうよね。僕も気まずい。 というわけでドリップコーヒーのおかわりを注文したついでに新しい席を見つけて移動した。来た時は混み合っていたのだが、ちょうど空いている席が多かったので助かった。隣はまた学生。近所の有名な私立高の制服。まあ勤務校じゃないので気にならないが。

生徒も勉強をしていたが、これでちょっとは集中できるだろう。いや、僕が消えればむしろ安心して遊べるのかな?どっちでもいいが。

そういえば最近はスタバのスイカフラペチーノが話題だが、個人的にはエスプレッソ・アフォガート・フラペチーノ(って名前だっけ)が気に入っている。コーヒーらしく苦味もあるフラペチーノ。コーヒー好きにはオススメ。

さて、ちょっとは授業準備でもするか。