帰国子女の信仰問答

Plan, Do, Check, Pray

2023年8月10日:自分の求めているもの

今日の箇所は歴代誌下1:1-17より。今回もNicky Gumbel氏の清書プランから。

ソロモンが王座につき、神がソロモンに望むものを与えると言った時。ソロモンがこの時に「知恵」を望んだのはクリスチャン以外にも広く知られている有名な話。

神はソロモンに言われた。「あなたはこのことを望み、富も、財宝も、名誉も、宿敵の命も求めず、また長寿も求めず、わたしがあなたをその王として立てた民を裁くために、知恵と識見を求めたのだから、 あなたに知恵と識見が授けられる。またわたしは富と財宝、名誉もあなたに与える。あなたのような王はかつていたことがなく、またこれからもいない。」‭ 歴代誌下‬ ‭1‬:‭11‬-‭12‬ 新共同訳‬

更にNicky氏はこれをマタイ6:33と結びつける。

「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」マタイによる福音書‬ ‭6‬:‭33‬ 新共同訳‬

神の知恵を求めるのは神の国を求めろとこの箇所が言っていることと同じなのだと。これは困った。マタイ6:33は自分が一番大切にしている聖書箇所だからこそ刺さる。

他の記事で少し語ったが、自分は進路が決まったばかりだ。ちょうど今が人生の分岐点であり、今の決定と行動がこれから先の自分の生活を決定する。

常に「神の計画に従います」と言ってるし、本当にそう考えているのだが、他の選択肢に惹かれないわけではない。

実は、留学したり、もしくはもっと勉強する道も考えていた。実際、絶好のタイミングではあった。社会人として少しはプロフェッショナルの世界が見えたからこそ、もっと学びたいとも思った。他にはクリスチャンとして神学や宗教学をもっと真剣に学びたい、という気持ちもある。

あとはそう、決まった進路に対しての不安や不満だったり。特に、遣わされる場所が自分の望んだ場所ではなかったりする。本音を言えば知り合いが多くて、自分が長く通っていた教会に通える場所であって欲しかった。

だからこそ刺さる。求めるべきものは「神の国と神の義」だ。何なんだ、それは。人生の分岐点に立っている自分が求めるべき「神の国」とは何なのか。心に留めておきたい。